2019年4月29日

神戸大理学部の新田理人さんが来館

 4月25日・26日に神戸大理学部の新田理人先生が来館し、山口左仲標本コレクションの単生類標本を精力的に鏡検しました。また、他ではあまり所蔵されていない、日本寄生虫学会の古い資料(日本寄生虫学会記事)もつぶさに調べられていました。昔はこのような学会要旨で新種の寄生虫が記載されることがあり、分類の研究のためには古い文献の調査が必須です。 【巖城】

2019年4月24日

ミニ解説会『ヒトデナカセ:ヒトデを泣かせる寄生貝』を開催しました















 4月20日に、ミニ解説会「ヒトデナカセ:ヒトデを泣かせる寄生貝」を1階展示室で行いました。本種では寄生生活に伴い口が大きく発達する一方で、移動のための足は退化的であること、小さな雄が雌の殻の中に棲んでいることなどを紹介しました。午前・午後あわせて約60名の方々にお越しいただきました。
 次回は5月の予定です。当館ウェブサイトでお知らせいたします。【高野】

追記:
 解説会当日には、NHK 国際放送「NHK WORLD-JAPAN」のインドネシア語ラジオ放送の取材があり、この模様は5月6日に放送されました。 【巖城】

Tamatebako Jelajah Museum Parasitologi
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/id/radio/id_tamatebako/201905060600/