6月6日に静岡県富士市の浮島地区へ出かけ、カエル採集を行いました。水の張った水田周辺でヌマガエル6匹とヒガシニホンアマガエル2匹を捕まえました。後日、採集したカエルを館で解剖したところ、目的の線虫1種の他に、吸虫1種と鉤頭虫の幼虫1種がとれました。ボウズでなくて一安心でした。
浮島地区はかつて、日本住血吸虫症流行地の一つでした。しかし、現在では中間宿主のミヤイリガイの生息地は消滅し、病気の流行は終息しています。【佐田】
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| 水田の様子。 |
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| ヌマガエル |
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| 沼。現在は整備されて市民の憩いの場になっている。 |
5月27〜29日に兵庫県立大学 環境人間研究科・博士後期課程の明尾亮佑さんが、大野善右衛門博士標本コレクション(2025年7月2日の記事参照)の観察と、貸出標本の返却のため来館されました。昨年6月以来、2回目の来館です。
今回は大野コレクションを全般的に調べて、未観察のコウモリ類のノミのほか、未発表のウサギ類のノミの標本などが見つかりました。私(巖城)が個人的にお世話になった研究者の標本もあり、その先生を思い出して大変懐かしくなりました。
タイプ標本も新たに発見されたので、当館の「所蔵タイプ標本一覧」に掲載する予定です。これらの標本が広く活用されることを願っています。 【巖城】