2026年6月30日

山梨県立博物館で講演しました

 山梨県立博物館(笛吹市)では、シンボル展「『もう大丈夫!』から30年–地方病の時代をふりかえる–」を開催しました(6月29日まで)。山梨県下に地方病(日本住血吸虫症)の「流行終息宣言」が発せられて30年を記念したこの展示ですが、関連の講演会に私(倉持)がお招きをいただき、6月21日に「地方病に挑んだ人々」と題して講演しました。小学生からお年寄りまで、約60名の方々にお集まりいただき90分ほどお話ししました。ご質問もたくさんいただきましたが、「もう大丈夫」と言ってしまって良いのかという慎重論も聞かれ、この地にすむ方々の複雑な気持ちが覗われました。【倉持】

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2026年6月28日

めぐろキッズレポーターの取材を受けました

 本企画は、目黒区子ども若者課が実施する「子どもワークショップ」のひとつで、子どもたちが見て、聞いて、感じたことを自分の言葉で発信すること、取材先は子どもたちが決めること、取材の結果を記事にして目黒区のホームページに掲載することを目指します。去る6月13日、目黒区内の小学校4年生と5年生合わせて13人のレポーターがやって来ました。約30分の館内見学の後、私(倉持)がインタビューに臨みました。「目黒寄生虫館ができたワケ」「最大の寄生虫と最小の寄生虫は?」などなど、全員が質問に立ちました。どの子もハキハキとして、たいへん気持ちの良いひとときでした。【倉持】
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2026年6月12日

富士市カエル採集

  6月6日に静岡県富士市の浮島地区へ出かけ、カエル採集を行いました。水の張った水田周辺でヌマガエル6匹とヒガシニホンアマガエル2匹を捕まえました。後日、採集したカエルを館で解剖したところ、目的の線虫1種の他に、吸虫1種と鉤頭虫の幼虫1種がとれました。ボウズでなくて一安心でした。

 浮島地区はかつて、日本住血吸虫症流行地の一つでした。しかし、現在では中間宿主のミヤイリガイの生息地は消滅し、病気の流行は終息しています。【佐田】

水田の様子。

ヌマガエル


沼。現在は整備されて市民の憩いの場になっている。

2026年5月31日

兵庫県立大学 環境人間研究科の明尾亮佑さんが来館されました

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 5月27〜29日に兵庫県立大学 環境人間研究科・博士後期課程の明尾亮佑さんが、大野善右衛門博士標本コレクション(2025年7月2日の記事参照)の観察と、貸出標本の返却のため来館されました。昨年6月以来、2回目の来館です。
 今回は大野コレクションを全般的に調べて、未観察のコウモリ類のノミのほか、未発表のウサギ類のノミの標本などが見つかりました。私(巖城)が個人的にお世話になった研究者の標本もあり、その先生を思い出して大変懐かしくなりました。
 タイプ標本も新たに発見されたので、当館の「所蔵タイプ標本一覧」に掲載する予定です。これらの標本が広く活用されることを願っています。 【巖城】

2026年5月28日

「国際生物多様性の日」ミニ解説会


 5月22日は「国際生物多様性の日」で、毎年世界各地で関連したイベントが開催されます。当館では、直近の土曜日・日曜日にあたる23日・24日に、現在開催中の特別展「寄生・共生関係 太古の海と今の海」の解説会を行いました。各日の午前と午後に開催し、計4回で120人以上の方々にお越しいただきました。解説会後は質問も多くいただき、興味を持っていただけて嬉しい限りです。特別展は7月5日まで開催中です。ぜひお越しください!【高野】