このイベントは、学校の先生方に博物館に親しんでいただき、日頃の教育活動に博物館を利用していただくために国立科学博物館が2008年に開始し、現在では全国に広がって今年は89の博物館等が参加しています。当館では7月27日月曜日の休館日に実施しました。今年は東京都教育庁に先生方へのお声かけをお願いしたためか、東京都からのご参加を多くいただきましたが、一方、北海道や愛知県といった遠方からご参加になる先生もいらっしゃいました。「貴重な体験ができた」と例年ご好評をいただいておりますが、その体験がどのように生かされて生徒さんたちに届くか、できるものなら覗いてみたいところです。【倉持】
2026年8月11日
2026年7月30日
蒲郡発、特別展・企画展の開幕と講演会のご報告
去る7月18日、蒲郡市生命(いのち)の海科学館との共催による特別展「あっちにもこっちにも!寄生虫の世界」と企画展「もっと深掘り!寄生虫は十人十色!?」が開幕しました(7月17日付けのブログもご参照ください)。この展示では、鯨類・魚類、各種無脊椎動物に寄生する寄生虫のほか、寄生バチや冬虫夏草も展示するなど、目黒寄生虫館とはまたひと味ちがう魅力があります。お近くの方はもちろん、遠方の方も是非お運び下さい。
開幕に合わせて、私(倉持)は講演しました。タイトルは「海のこと、もっと知ろうよ!!」夏休みを迎えるお子さん向けの講演のつもりでしたが、ほとんどが大人の方でした。それでもたくさんのご質問をいただき、私自身も楽しい講演になりました。【倉持】
2026年7月17日
蒲郡市生命の海科学館で特別展の設営
蒲郡市生命の海科学館(愛知県蒲郡市)では、明日7月18日より特別展「あっちにもこっちにも!寄生虫のせかい」が当館と共催で開催されます。7月14日、倉持と私(高野)で、本特別展と、同時に開催される企画展「もっと深堀り!寄生虫は十人十色!?」の設営のため、科学館を訪れました。前日に搬出した標本を運び入れ、開梱の後展示用にガラス瓶に移し、所定の場所に設置します。8時間ほどで作業は無事に終了しました。
私にとって、これほど大きな規模の展示の計画・設営は初めてで、大変勉強になりました。特別展は11月29日まで開催されます。たくさんの寄生虫標本が展示されていますので、ぜひご覧ください。【高野】
期間:2026年7月18日(土)~11月29日(日)
開館時間:午前9時~午後5時(入館は4時30分まで)
休館日:毎週火曜日(夏休み期間は開館)
本展示は、船の科学館「海の学びミュージアムサポート」の助成を受け開催されています。
2026年7月9日
西日本カエル採集
現在、カエルに寄生するとある線虫を日本各地から集めています。この線虫は、1種が日本中に広く分布すると長い間考えられてきました。しかし、いくつかの研究で、遺伝的、形態的な多様性が高いことが報告されており、実は複数の種に分けられるのではないかと疑われています。私は、この線虫の種分類と遺伝的な多様性ができあがった過程に興味を持ち研究をしています。このような研究では、多くの地点からサンプルを集め、遺伝子や形態を比較する必要があるのです。
この研究の一環で、6月19~26日にかけて、広島県、山口県、福岡県、佐賀県でカエル採集を行いました。採集中は日焼けするような晴れの日があった一方で、ずぶぬれになるような雨の日もあり、なかなか大変でした。主に水田やレンコン畑でカエルを探しました。中国地方では田植えは終わり、稲が成長していましたが、九州では田植えの最中でした。山口県では稲作からレンコン栽培への転換が進んでいるようでした。全国を旅しているとこのような、地域の特徴を肌で感じることができます。採集の方はヌマガエル、トノサマガエル、ツチガエル、ニホンアカガエルを捕まえました。採集したカエルを館に持ち帰り解剖したところ、山口県と佐賀県産のカエルから目的の線虫を得ることができました。【佐田】
| ヌマガエルの卵塊 佐賀県 |
| レンコン畑 山口県 |
2026年6月30日
山梨県立博物館で講演しました
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