2026年1月22日

視察研修@韓国に参加

 1月13~19日にかけて、全国科学博物館協議会が主催する海外科学系博物館視察研修に参加し、韓国のソウル・木浦・光州で計8施設を訪れました。国立館はどれも巨大で、VRやプロジェクションマッピング、透過型タッチパネル、AIなど、最新のデジタル技術をふんだんに取り入れていました。魅力的ですが、国などによる相当な支援がないと導入は難しいだろうな、という印象を受けました。
 自主研修日には、韓国健康管理協会(Korea Association of Health Promotion, KAHP)が運営する寄生虫博物館を訪れました。標本がきれいに並べられており、寄生虫の多様性、韓国における寄生虫症の過去と現在、食品から感染しうる寄生虫などが解説されていました。入館無料で日本語の音声ガイドもありますので、ソウルを訪れた際は是非足を運んでみてください!【高野】

2025年12月13日

Vegetable Recordのアーティストと対談


  Vegetable Recordの三上 僚太氏と林 翔太郎氏は、館内の音環境デザインプロジェクトで楽曲を作成いただいたアーティストです(詳細は本ブログ8月29日のポスト[https://kiseichukan.blogspot.com/2025/08/blog-post_29.html]をご覧ください)。12月9日に、お二人と館長の倉持、私(高野)とで、今回のプロジェクトの経緯や狙い、曲のコンセプトなどについて対談を行いました。休館日でしたので、展示室に机と椅子をならべてお話ししました。詳細は、後日Vegetable RecordのHP(https://www.vegetablerecord.com/)で公開される予定です。お楽しみに!【高野】

写真:AKINORI TANAKA

2025年12月11日

ライアン・ヘシンガー教授が来館


 12月7日、アメリカのサンディエゴにあるスクリップス海洋研究所のライアン・ヘシンガー教授(Prof. Ryan Hechinger)が来館しました。館内を見学の後、この機会に是非ということでセミナーをしていただきました。 ヘシンガー教授は、吸虫の幼虫(レジア)における社会性の発見などの業績がある、寄生虫生態学の著名な研究者です。社会性研究の過程や新たなアプローチなどを紹介いただき、大変勉強になりました。
 このセミナーは、ヘシンガー教授と長年共同研究をされている高知大学の三浦 収教授の呼びかけで実現しました。当日は、当館研究員と小川名誉館長をはじめ、滋賀県立大学の浦部美佐子教授、東邦大学の脇 司准教授、京都大学の土田華鈴助教、北海道大学の大学院生の三浦健太郎氏も参加し、大いに盛り上がりました。【高野】

2025年12月10日

駒沢ファンタジア2025

 駒沢ファンタジアは、駒沢オリンピック公園(東京都世田谷区・目黒区)で年に1回開かれるイベント。(公財)東京都公園協会が主催し、公園と地域の魅力を伝え、地域の活性化を目指します。マルシェが軒を連ね、キッチンカーが並び、展示ブースが開かれる楽しいお祭りです。今年も去る11月29・30日に開催され、当館は主催者からのお誘いをいただき、29日に目黒区のいくつかの団体とともに出展しました。ブースには多くのご家族連れやカップルなどをお迎えし、標本とパネル展示を見ていただきました。目黒区長と副区長もご来場になりました。秋の午後を公園で気持ちよく過ごしました。【倉持】

2025年11月22日

マレーシアでのワークショップに参加しました

  11月13~15日にかけて、マレーシア科学大学(USM)の海洋沿岸研究センター (CEMACS)(マレーシア・ペナン)で開催されたワークショップ「海洋の生物多様性研究ワークショップ:海産無脊椎動物の分類と標本の取り扱いについて」(原題は英語)に参加しました。本ワークショップは、(公財)長尾自然環境財団による活動「マレーシアにおける海生無脊椎動物の生物多様性」の一環で、長尾自然環境財団、国立科学博物館、USMの共催で実施されたものです。マレーシア・フィリピン・タイ・日本から、24名が参加しました。
 私(高野)を含む日本からの参加者は、講師を務めました。生物多様性の高い東南アジアの国々において、生物の分類学の普及と、標本作成・管理のノウハウを共有することを目指しています。棘皮動物(ウニ・ヒトデ・クモヒトデなど)と軟体動物(貝類)を材料に、分類体系の解説や、標本の撮影、固定、保存まで一通り行うとともに、分類形質の説明と実際の観察も行いました。さらに、コンピュータを用いた分子系統解析の解説・実践もあり、大変中身の濃い3日間だったと思います。私は、宿主と寄生者の共進化についても研究手法や実例をお話ししました。
 この活動は、2027年度まで続きます。今後も調査やワークショップで、定期的にマレーシアを訪れることになりそうです。【高野】