2024年6月19日

顧みられない熱帯病(NTDs)がご専門の先生方がご来館になりました

 去る6月14日、四津里英先生と吉野康恵先生がご来館になりました。四津先生は、米国ニューオリンズのテューレン大学で熱帯医学教室の准教授を務める傍ら、NPO法人クローバーヘルス・インターナショナルを主催し、世界保健機関(WHO)でNTDsのひとつハンセン病の征圧に力を注ぐ皮膚科のドクター。吉野先生は長崎大学熱帯医学・グローバルヘルス研究科の客員研究員で、都立荏原病院の看護師さんです。一時帰国中の四津先生はお忙しい日程の中、以前ともに仕事をされていた吉野先生をお誘いいただいてのご来館です。NTDsの制圧、制圧に向けての教育などについて意見交換し、収蔵庫にご案内して標本・資料の保管状況を視察していただきました。 【倉持】

2024年6月13日

日本大学の松本淳先生と医動物学研究室の皆さんが来館されました

 日本大学 生物資源科学部獣医学科 医動物学研究室 教授の松本 淳先生と専任講師の増田 絢先生、研究室の皆さんとネパールからの研修生の計10名が6月8日に見学のため来館されました。展示室を見ていただいた後、地下や4階の標本庫・書庫・実験室などをご案内し、当館の行なっている資料収集・保管と、研究についてもお話ししました。【巖城】

2024年6月12日

台湾国立成功大学の先生方がご来館になりました

 去る6月6日、辛致煒(シン・ジューウェイ)教授、王浩文(ワン・ハオヴェン)教授、黃仲菁(フワン・チュンチン)助教授がご来館になりました。先生方はそれぞれ、寄生虫学、鯨類学、教育学がご専門です。館内をご見学いただいたあと収蔵庫にご案内し、さらに研究員との意見交換を行いました。とりわけ、公益財団法人という当館の運営形態に興味を示されたようです。
【倉持】

2024年6月8日

対馬で吸虫の中間宿主採集



  6月4日から5日にかけて、共同研究者の方々とともに長崎県対馬市で野外調査を行いました。本調査は、養殖魚に悪影響のある吸虫の中間宿主となる貝の採集が目的でした。得られた貝は暫く飼育し、寄生虫の幼虫が放出されるかを観察します。幼虫が得られれば、魚への感染実験等を進めていく予定です。【高野】

2024年5月9日

【予告】「国際博物館の日」記念事業(5/11~)

 
 来たる5月18日(土)は、ICOM(国際博物館会議)が提唱する「国際博物館の日」です。毎年の共通テーマをもとに、活動に賛同する世界中の博物館等でこの日を中心に様々なイベントが開催されます。今年のテーマは、「学びと研究のための博物館」。これに合わせて、当館でも2つの企画を実施します。この機会に是非目黒寄生虫館へお越しください。


①ミニ解説会

当館の研究員と館長によるミニ解説会(各回10分程度)を4回にわたって行います。
場所は1階展示室。予約・参加費はともに不要です。時間になりましたら直接お集まりください。
各回のテーマと担当者は以下の通りです。

5月18日(土)
11:00~ 「深海の寄生虫」 研究員 髙野 剛史
「寄生」は地球上のあらゆる環境でみられる現象で、深海も例外ではありません。本解説会では、滅多に目にすることのない深海性の寄生虫を、実際の調査風景とともにご紹介します。

13:30~ 「日本住血吸虫症と闘った人たち」 館長 倉持 利明
日本は、日本住血吸虫症を克服した世界で唯一の国であることをご存知でしたか?百年戦争ともいわれた闘いの中で、いくつもの突破口を開いたキーパーソンズをご紹介します。

5月19日(日)
11:00~ 「野外で寄生虫を探す」 研究員 佐田 直也
寄生虫を捕まえないことには、寄生虫研究は始まりません。ここでは、普段我々がどうやって寄生虫を捕まえているか解説したいと思います。

13:30~ 「寄生虫のなまえ」 研究室長 巖城 隆
寄生虫の名前、特に和名について、和名と学名の違いと関係、最近見つかった寄生虫の和名などについてお話しします。

②職員のイチ推し写真集

研究・調査や資料管理など、展示室ではあまり見られない日々の活動について、
職員たちの「イチ推し写真」を通じて紹介します。是非ご覧ください。

期間:5月11日(土)5月26日(日)
場所:1階展示室 情報コーナー