2018年3月29日

FMラジオに出演

3月21日14:10から放送された「出会いの渋谷 -科学のスクランブル交差点-(渋谷のラジオ、87.6FM)」の最終回に私(脇)がゲスト出演しました。目黒寄生虫館の紹介、カタツムリの寄生虫研究の面白さ、カタツムリの殻の様々な形についてお話してきました。

今回の番組は、以下のリンクから聞くことができます。 【脇】
https://note.mu/shiburadi/n/ne40b6950bdf3

2018年3月25日

日本寄生虫学会大会で発表


 3月17日・18日に新宿区で開催された第87回日本寄生虫学会大会で,当館の3名がそれぞれ次の演題で口頭発表とポスター発表を行いました。【巖城】
 
・小川和夫「トラフグ属フグに寄生する単生類 Heterobothrium の追加種」(口演)
・脇 司「国内に広く分布するカタツムリダニ属の1種について」(口演)
・巖城 隆「ニホンアナグマ Meles anakuma に寄生する Toxocara 属線虫について」(ポスター)

2018年3月24日

滋賀県立大学の浦部美佐子先生と大学院生の西平さんが来館


 日本寄生虫学会直前の3月15日・16日に、滋賀県立大学の浦部美佐子先生と大学院生の西平さんが来館されました。亀谷了初代館長が作製した多数のフタゴムシ標本を精力的に観察・撮影していました。 【巖城】

2018年3月23日

ミニ解説会「アサリの中のカクレガニ」開催

味噌汁のアサリから小さなカニが出てきたことはありませんか?そのカニは「カクレガニ」の仲間です。今回は、そのカクレガニの種類や生態について解説します。

日時:2018年4月21日(土)
   ① 10:30~  ②13:00~
場所:1階展示室
予約・参加費:不要
講師:脇 司 (当館研究員)

2018年3月11日

ミニ解説会『100年前の寄生虫教育 ― 藤浪 鑑が講義に使った掛図』を開催しました


 3月10日に、1階展示室でミニ解説会『100年前の寄生虫教育 ― 藤浪鑑が講義に使った掛図』を開催しました。日本住血吸虫を人体から初めて発見したことで知られる藤浪鑑は、ドイツ留学で学んだ当時の最新知見を掛図に表して、学生に講義していました。解説会では、現存する約300枚の掛図のうち、寄生虫に関するものを、スライドプロジェクターを使って紹介しました。午前・午後合わせて38名の参加がありました。
 次回の解説会は4月の予定です。また、5月からは、藤浪鑑が日本住血吸虫発見後に、この寄生虫病の撲滅に取り組んだ様子を紹介する特別展を予定しています。当館ウェブサイトでお知らせいたします。【小川】

2018年3月4日

千代田区生涯学習ジュニアカレッジで講演と寄生虫の観察をしました


 2月25日に平成29年度 千代田区生涯学習ジュニアカレッジ『意外と身近な寄生虫 ~魚の中をのぞいて探してみよう~』(会場:九段生涯学習館)が開かれ、私(巖城)と脇研究員が講師として参加しました。小学4年~中学1年の20名の参加者に魚の寄生虫についてお話しした後、実際に魚を開いて寄生虫を探し、子どもたちに実体顕微鏡で観察してもらいました。採集した寄生虫を使って、標本の作り方も実演しました。最後に、寄生虫(条虫の一種 ニベリニアの幼虫)の液浸標本をおみやげに持ち帰っていただきました。 【巖城】