2019年2月28日

ミニ解説会『イノシシの寄生虫』を開催しました


 2月24日に、ミニ解説会『イノシシの寄生虫』を1階展示室で行いました。日本のイノシシからは30種以上の内部寄生虫が報告されていますが、そのうちヒトとも関わりのある3種を取り上げて、鉤頭虫や線虫などの実物の標本をお見せしながら説明しました。日曜開催のためか参加者は多めで、午前と午後合わせて約70名の方にお越しいただきました。
 次回は3月の予定です。詳しくは、当館ウェブサイトでお知らせいたします。【巖城】

2019年2月9日

ミニ解説会『イノシシの寄生虫』開催のお知らせ(2/24)


 今年は亥年です。昨年の今頃はイヌの寄生虫のお話をしていました。今年はイノシシとその寄生虫について、当館に所蔵されている実物標本をお見せしながら解説します。
 いつもの解説会は土曜日の開催でしたが、今回は日曜日なのでご注意ください。 【巖城】

日時:2019年2月24日(日)
   ①10:30~ ②13:00~ それぞれ10分程度(2回とも同じ内容)
場所:1階展示室
予約・参加費:不要
講師:巖城 隆(当館研究員)

2019年2月1日

国立科学博物館でのシンポジウムに参加

1月27日に国立科学博物館の上野本館で、シンポジウム「大都会に息づく生き物たち-附属自然教育園の生物相調査より-」が開催されました。これは、2016年から2018年にかけて行われた同園の生物相調査の成果発表会です。

当館の研究員もこの調査に参加し、園内のネズミ、魚、カタツムリ、ミミズといった動物の寄生虫を調べてきました。私は、寄生虫の採集方法や採集した種類とともに、その寄生虫と宿主動物がどうやって生きているかをお話ししました。この調査の成果の一部は、学術誌の論文として今後発表する予定です。【脇】