2023年4月30日

北海道大学大学院理学院の北悠樹さんが来館されました

 4月27日に北海道大学大学院理学院・博士課程の北悠樹さんが、山口左仲博士標本コレクションの魚類の鉤頭虫標本を観察するために来館されました。北さんは鉤頭虫の系統分類学を研究しています。沖縄での調査を終えられて、いったん北海道に戻ってすぐに東京に来られたそうで、大変お疲れさまでした。 【巖城】

2023年4月12日

東京大学の菊地泰生先生がご来館になりました

 去る4月9日、東京大学大学院新領域創成科学研究科教授の菊地泰生先生(写真の後列右)が、学生さんとイギリスの共同研究者の皆さんとともにご来館になりました。菊地先生は、一昨年論文として出版した芽殖孤虫のゲノム解析研究チームのリーダーで、イギリスからのお客様の中にもチームのメンバーが含まれていました。館内をご見学いただいたあと、当館の研究員とご歓談いただき楽しいひとときを過ごしました。【倉持】

2023年4月2日

第92回日本寄生虫学会大会に参加

  33031日に金沢市の金沢歌劇座で開かれた、第92回日本寄生虫学会大会に参加しました。会期中は天候にも恵まれ、兼六園の桜もちょうど見ごろを迎えていました。当館からの発表は以下のとおりでした。


倉持館長、髙野研究員、佐田研究員ほか:兵庫県明石市沿岸産のテナガダコから得られた大型の未成熟線虫について(口頭発表)

髙野研究員、倉持館長ほか:分子生物学的手法により明らかとなった魚類寄生性吸虫の最深分布(ポスター発表)

佐田研究員:皇居における爬虫類を宿主とする蠕虫類の調査(ポスター発表)




 また、大会前日の329日に開かれた寄生虫分類形態談話会において、青山学院大学の飯島 渉教授、久留米大学の原 樹講師、倉持館長の3名が「感染症アーカイブズから浮かび上がる日本住血吸虫症対策」のタイトルで発表を行いました。そして、日本住血吸虫症制圧に関する歴史的資料の保存に関して活発な意見交換を行いました。

 

 さらに、会場に寄生虫館オリジナルグッズを紹介するコーナーを設けました。コーナーには、通販サイトにつながるQRコードを掲示して、気に入ったグッズをすぐに購入できるようにしました。



参加者は皆、遠方の研究者との再会を喜び、盛んに議論をしていました。

【佐田】