2018年1月24日

ミニ解説会「カタツムリに寄生するロイコクロリジウム」を開きました

1月20日に、当館でミニ解説会「カタツムリに寄生するロイコクロリジウム」を開きました。ロイコクロリジウムは吸虫の一種で、カタツムリの目を芋虫のような見た目に変えてしまいます。私(脇)が、ロイコクロリジウムに感染したカタツムリの動画や写真を使いながら、その生態や魅力についてお話しました。午前、午後あわせて50名ほどの方にお集まりいただきました。
次回の解説は来月2月の予定です。詳細は当館ウェブサイトでお知らせいたします。【脇】


2018年1月14日

特別展「100年前の寄生虫教育 ― 藤浪 鑑が講義に使った掛図」を開催


 1月13日から、日本住血吸虫を人体から初めて発見したことで知られる病理学者 藤浪鑑が、今からおよそ100年前、京都大学医学部教授時代に寄生虫学の講義に使っていた掛図9点(複製)を展示しています。ズビニ鉤虫(十二指腸虫)、ヒゼンダニ(疥癬虫)の拡大図や、肝蛭(吸虫類)の各発育段階の図など、当時の医学寄生虫学の様子や講義内容をうかがい知ることができる貴重な資料です。本企画終了後の4月下旬から、改めて藤浪による日本住血吸虫の発見、日本住血吸虫症の撲滅に向けた取り組みを紹介する特別展を予定しています。【巖城】

http://www.kiseichu.org/event

2018年1月8日

予告:ミニ解説会「カタツムリに寄生するロイコクロリジウム」

ロイコクロリジウムという寄生虫を知っていますか?この虫は、カタツムリの目をイモムシのような見た目に変えてしまいます。カタツムリの寄生虫の研究者が、この虫を詳しく解説します。【脇】

日時:1月20日(土)①10:30~ ②13:00~(2回とも同じ内容です)
場所:1階展示室(開始時刻にお集まりください)
予約・参加費:不要
講師:脇 司(研究員)