2019年7月31日

ミニ解説会『磯でみられる寄生生物』を開催しました



 7月27日に、ミニ解説会「磯でみられる寄生生物」を1階展示室で行いました。磯遊び中に観察されうる寄生虫のグループとしてフクロムシ、カイアシ(ともに甲殻類)、およびハナゴウナ(巻貝)を取り上げ、また海岸では寄生性の植物もみられることを紹介しました。午前・午後あわせて約60名の方にお越しいただきました。
 次回は8月の予定です。当館ウェブサイトでお知らせいたします。【高野】 

2019年7月18日

北海道大学獣医学部のHla Myet Chelさんが来館


 7月10〜14日に、北海道大学獣医学部博士課程4年、ミャンマー出身のHla Myet Chel(ラ・メ・チェ)さんが寄生虫学研修のため来館しました。当館では、自らミャンマーで採集し持参したゾウの寄生虫材料について標本作製・観察や同定を行ない、文献検索や画像ソフトウェアの利用などを実地に体験しました。 【巖城】

2019年7月15日

大分大学医学部の長谷川英男先生が来館

 7月10日に大分大学医学部の長谷川英男先生が来館され、山口左仲標本コレクションのうち、ヘビ類の線虫標本を観察されました。 【巖城】

2019年7月11日

着任のご挨拶

7月6日に当博物館の研究員に着任した、佐田直也と申します。
これまで、爬虫類や両生類に寄生する線虫類の分類と進化の研究や、衛生害虫の研究に取り組んできました。今後は、より多くの寄生虫に興味を持っていきたいと思います。
爬虫類や両生類の寄生虫はマイナーな存在ですが、その魅力を、ミニ解説会などで紹介していきたいと思います。皆様のご来館をお待ちしております。【佐田】

2019年7月10日

沖縄で寄生貝調査を実施しました















 
 6月29日から7月5日まで、沖縄本島で棘皮動物(ウニ・ナマコ・ヒトデなど)に寄生する巻貝類の調査を行いました。沖縄県からは初めて採集されたものを含む、たくさんの種類を得ることができました。写真はウニに寄生するガンガゼヤドリニナ属の一種です。雌雄ペアで寄生しており、大きい方が雌です。【高野】

2019年7月8日

『ぶ〜ん蚊祭−もっと知ろう!蚊の世界』の展示に協力


 6月29日(土)・30日(日)に日本科学未来館で『ぶ〜ん蚊祭−もっと知ろう!蚊の世界』が開催されました。2日間で約3000名の参加者があり、大変盛況でした。当館からは、山口左仲博士の論文に掲載された精密な蚊の図版を提供し、エリア2「蚊を学ぶ」の展示に協力しました。【小川、巖城】

『ぶ〜ん蚊祭−もっと知ろう!蚊の世界』(終了)
http://www.tm.nagasaki-u.ac.jp/buunkasai/

2019年7月7日

ミニ解説会『磯でみられる寄生生物』開催のお知らせ(7/27)



 今年も暑い季節がやってきます。この夏、海でのレジャーを計画されている方も多いのではないでしょうか。磯遊びをしている最中にも、さまざまな寄生生物に出会うことができます。今回は、磯でみられる代表的なグループを取り上げ、その形や生態について解説します。【高野】

日時: 2019年7月27日(土)
    ①10:30〜 ②13:00〜 それぞれ10分程度(2回とも同じ内容)
場所: 1階展示室
予約・参加費: 不要
講師: 高野 剛史(当館研究員)