2019年5月6日

ミニ解説会『昔と今の人の寄生虫』(5/25)開催のお知らせ


 現代の日本人には寄生虫症は少なく、見たこともないという人が大多数です。では、本当に昔の人には寄生虫が多かったのか? いつ頃いなくなったのか? 昔より増えた寄生虫もいるのか? いくつかの人体寄生虫の性質や感染経路を考えながら、簡単に解説します。 【巖城】

日時:2019年5月25日(土)
   ①10:30~ ②13:00~ それぞれ10分程度(2回とも同じ内容)
場所:1階展示室
予約・参加費:不要
講師:巖城 隆(当館研究員)

2019年4月29日

神戸大理学部の新田理人さんが来館

 4月25日・26日に神戸大理学部の新田理人先生が来館し、山口左仲標本コレクションの単生類標本を精力的に鏡検しました。また、他ではあまり所蔵されていない、日本寄生虫学会の古い資料(日本寄生虫学会記事)もつぶさに調べられていました。昔はこのような学会要旨で新種の寄生虫が記載されることがあり、分類の研究のためには古い文献の調査が必須です。 【巖城】

2019年4月24日

ミニ解説会『ヒトデナカセ:ヒトデを泣かせる寄生貝』を開催しました















 4月20日に、ミニ解説会「ヒトデナカセ:ヒトデを泣かせる寄生貝」を1階展示室で行いました。本種では寄生生活に伴い口が大きく発達する一方で、移動のための足は退化的であること、小さな雄が雌の殻の中に棲んでいることなどを紹介しました。午前・午後あわせて約60名の方々にお越しいただきました。
 次回は5月の予定です。当館ウェブサイトでお知らせいたします。【高野】

追記:
 解説会当日には、NHK 国際放送「NHK WORLD-JAPAN」のインドネシア語ラジオ放送の取材があり、この模様は5月6日に放送されました。 【巖城】

Tamatebako Jelajah Museum Parasitologi
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/id/radio/id_tamatebako/201905060600/

2019年3月31日

退職のご挨拶 【脇 司】

 研究員の脇です。このたび、平成31年3月31日をもちまして目黒寄生虫館を退職することになりました。在職中はたくさんの方にお世話になり、またご来館いただき、誠にありがとうございました。
 4月からは、東邦大学理学部に移ります。場所は変わりますが、引き続き寄生虫の研究を継続し、寄生虫学の発展に今後も貢献していく所存です。【脇】

2019年3月30日

ミニ解説会『ヒトデナカセ:ヒトデを泣かせる寄生貝』開催のお知らせ(4/20)
















 巻貝の仲間にも、他の動物に寄生するものがいることをご存知ですか?ほとんどは硬い殻をもち、一見普通の貝ですが、実は寄生貝ならではの特徴がみられます。今回は、ヒトデを宿主とする巻貝であるヒトデナカセについて、実物標本をお見せしながら紹介します。【高野】

日時: 2019年4月20日(土)
   ①10:30〜 ②13:00〜 それぞれ10分程度(2回とも同じ内容)
場所: 1階展示室
予約・参加費: 不要
講師: 高野剛史(当館研究員)

2019年3月28日

ミニ解説会『奄美クドア』を開催しました


 3月23日にミニ解説会『奄美クドア』を1階展示室で開催しました。当館の小川和夫館長が、魚のブリの筋肉に寄生して商品価値を失わせる「奄美クドア」を中心に、粘液胞子虫と呼ばれる寄生虫の仲間について解説しました。クドアの顕微鏡写真と、某ブランドのモノグラム柄の相似を交えた説明などに参加者は興味を惹かれた様子でした。春休み期間のためか参加者は多く、午前・午後合わせて約65名の方にお越しいただきました。
 次回は4月の予定です。詳しくは、当館ウェブサイトでお知らせいたします。【巖城】

2019年3月27日

東京大学 学生の大島さんが来館


 3月21日に東京大学 医学部医学科の大島 知子さんが、医学部の会報「鉄門だより」の取材のため来館しました。毎月『今月の寄生虫』というコラムを執筆されていて、今回は日本海裂頭条虫の紹介のため、実物を目で見て触れてみたいという申し出でした。さすがに生きた条虫は当館にもありませんので、エタノール固定標本に触れていただきました。コラムが出来上がるのを楽しみにしています。 【巖城】

2019年3月24日

九段フェス2019に参加

 3月21日に、千代田区立九段生涯学習館で「九段フェス2019」が開催され、学習館のサークルの舞台発表やミニ講習会が行われました。この中で、私は「春にちなんだ寄生虫」というタイトルで講演し、桜の名を持つサクラクドアや、サクラマスに幼虫が寄生することがある日本海裂頭条虫についてお話ししてきました。また、ブースでは寄生虫標本の展示解説を行いました。【脇】

九段フェスwebサイトへのリンク:
https://www.kudan-ll.info/event/14603.html

2019年3月23日

第88回日本寄生虫学会大会で発表しました


 3月17日・18日に長崎市で開催された第88回日本寄生虫学会大会で,当館の4名がそれぞれ次の演題で口頭発表あるいはポスター発表を行いました。【巖城】

・小川和夫「ヒラマサに寄生する住血吸虫」(ポスター)
・巖城 隆「日本近海産カツオにおけるアニサキス属線虫類の種組成・ 分布・ 寄生部位」(口演)
・脇 司「日本のナメクジ科陸貝に寄生する Phasmarhabditis 属線虫の分布と病害性」(口演)
・髙野 剛史「海産寄生性腹足類の進化史研究: 棘皮動物を宿主とするハナゴウナ類の例」(ポスター)

2019年3月17日

超異分野学会に参加

3月8日から9日にかけて、新宿で「第8回超異分野学会」が開催されました。口頭発表とポスターのセッションで、私がナメクジに寄生する線虫について研究発表をしてきました。この発表は、平成30年度に私がいただいたリバネス研究費 自然史研究奨励賞の報告も兼ねています。
会場では、実際に生きたナメクジと線虫を参加者に見ていただきました。研究成果の一部は、学術誌の論文として今後発表する予定です。【脇】

第8回 超異分野学会 本大会のwebサイト:

2019年3月14日

アクアマリンふくしまのイベント(キッズプログラム)に協力


 アクアマリンふくしま(ふくしま海洋科学館)で、3月9日(土)にキッズプログラム『シリーズ「恐い生き物たち」〜魚の寄生虫〜』が開催されました。このイベントには、当館からアニサキス成虫や単生虫の標本の貸し出しで協力しました。

 詳しくはアクアマリンふくしまのウェブサイトをご覧ください。
 https://www.aquamarine.or.jp/programs-category/kids-programs/

2019年3月13日

横須賀市主催の講演会

 
 3月7日に、横須賀市健康部主催で一般消費者の方々向けの講演会「食のセミナー2019」がありました。まず、お刺身など魚の生食による寄生虫による食中毒のリスクについて解説しました。次に、人に感染することはないものの、寄生虫がいるために見た目が悪くなり、魚の商品価値を下げてしまう寄生虫を紹介しました。アニサキスなど、寄生虫の標本も見ていただきました。参加者は44名で、食の安全に関心が高いことを実感しました。 【小川】

2019年3月9日

ミニ解説会『奄美クドア』開催のお知らせ(3/23)



 クドアは粘液胞子虫と呼ばれる寄生虫の仲間です。最近、食中毒を起こすヒラメのクドアが問題になっていますが、今回は、ブリの筋肉に寄生して商品価値を失わせる粘液胞子虫、奄美クドアについて、当館1階に展示されている実物標本を使って解説します。 【小川】

日時:2019年3月23日(土)
   ①10:30~ ②13:00~ それぞれ10分程度(2回とも同じ内容)
場所:1階展示室
予約・参加費:不要
講師:小川和夫(当館館長)

2019年2月28日

ミニ解説会『イノシシの寄生虫』を開催しました


 2月24日に、ミニ解説会『イノシシの寄生虫』を1階展示室で行いました。日本のイノシシからは30種以上の内部寄生虫が報告されていますが、そのうちヒトとも関わりのある3種を取り上げて、鉤頭虫や線虫などの実物の標本をお見せしながら説明しました。日曜開催のためか参加者は多めで、午前と午後合わせて約70名の方にお越しいただきました。
 次回は3月の予定です。詳しくは、当館ウェブサイトでお知らせいたします。【巖城】

2019年2月9日

ミニ解説会『イノシシの寄生虫』開催のお知らせ(2/24)


 今年は亥年です。昨年の今頃はイヌの寄生虫のお話をしていました。今年はイノシシとその寄生虫について、当館に所蔵されている実物標本をお見せしながら解説します。
 いつもの解説会は土曜日の開催でしたが、今回は日曜日なのでご注意ください。 【巖城】

日時:2019年2月24日(日)
   ①10:30~ ②13:00~ それぞれ10分程度(2回とも同じ内容)
場所:1階展示室
予約・参加費:不要
講師:巖城 隆(当館研究員)

2019年2月1日

国立科学博物館でのシンポジウムに参加

1月27日に国立科学博物館の上野本館で、シンポジウム「大都会に息づく生き物たち-附属自然教育園の生物相調査より-」が開催されました。これは、2016年から2018年にかけて行われた同園の生物相調査の成果発表会です。

当館の研究員もこの調査に参加し、園内のネズミ、魚、カタツムリ、ミミズといった動物の寄生虫を調べてきました。私は、寄生虫の採集方法や採集した種類とともに、その寄生虫と宿主動物がどうやって生きているかをお話ししました。この調査の成果の一部は、学術誌の論文として今後発表する予定です。【脇】

2019年1月30日

ミニ解説会「沼田仁吉製作の寄生虫蝋模型 ―その魅力を引き出す写真術」を開催しました


 1月26日のミニ解説会では、写真家の大西成明氏に「沼田仁吉製作の寄生虫蝋模型 ―その魅力を引き出す写真術」という題で、現在開催中の写真展の前でお話していただきました。「面白い写真を撮影したい」ということで、蝋模型の魅力を引き出したライティング(照明)の効果を、蚊や寄生虫卵の蝋模型の実物を用いながら説明してくださいました。午前・午後あわせて約40名の方々にお越しいただきました。
 次回は2月の予定です。当館ウェブサイトでお知らせいたします。【巖城】

2019年1月12日

ミニ解説会「沼田仁吉製作の寄生虫蝋模型 –その魅力を引き出す写真術」(1/26)開催のお知らせ


 現在開催中の写真展『沼田仁吉と目黒寄生虫館-数奇な運命を辿った蝋模型師』は、当館所蔵の寄生虫蝋模型をテーマとしています。これらの作品を撮影した写真家・大西成明氏に、半世紀以上前から当館に展示されているユニークな蝋模型の魅力を語っていただきます。

日時: 2019年1月26日(土) ① 10:30~  ②13:00~ (各回約10分)
場所: 1階展示室
予約・参加費: 不要
講師: 大西成明(写真家)