2018年3月11日

ミニ解説会『100年前の寄生虫教育 ― 藤浪 鑑が講義に使った掛図』を開催しました


 3月10日に、1階展示室でミニ解説会『100年前の寄生虫教育 ― 藤浪鑑が講義に使った掛図』を開催しました。日本住血吸虫を人体から初めて発見したことで知られる藤浪鑑は、ドイツ留学で学んだ当時の最新知見を掛図に表して、学生に講義していました。解説会では、現存する約300枚の掛図のうち、寄生虫に関するものを、スライドプロジェクターを使って紹介しました。午前・午後合わせて38名の参加がありました。
 次回の解説会は4月の予定です。また、5月からは、藤浪鑑が日本住血吸虫発見後に、この寄生虫病の撲滅に取り組んだ様子を紹介する特別展を予定しています。当館ウェブサイトでお知らせいたします。【小川】