1月27日に国立科学博物館の上野本館で、シンポジウム「大都会に息づく生き物たち-附属自然教育園の生物相調査より-」が開催されました。これは、2016年から2018年にかけて行われた同園の生物相調査の成果発表会です。
当館の研究員もこの調査に参加し、園内のネズミ、魚、カタツムリ、ミミズといった動物の寄生虫を調べてきました。私は、寄生虫の採集方法や採集した種類とともに、その寄生虫と宿主動物がどうやって生きているかをお話ししました。この調査の成果の一部は、学術誌の論文として今後発表する予定です。【脇】