2021年7月25日

新青丸による調査航海に参加しました

 7月16日から21日まで、茨城県沖~相模湾で実施された深海調査(新青丸KS-21-14次航海)に参加しました。昨年10月の航海と同様、事前に新型コロナウイルスのPCR検査を受け、陰性とわかってからの乗船でした。
 航海中には、水深300~3500 mの海底から底引き網を使って生物を採集しました。水深3500 mを調査するためには、船からワイヤーを4500 m以上繰り出す必要があり、1回5時間ほどかかります。
 2枚目の写真は、魚(ソコダラの仲間)に寄生する大きなカイアシ類です。寄生虫を含め、深海には普段目にしないような生物がたくさんいてよい刺激になります。【高野】