去る3月18日、私(倉持)は旧洗心堂医院(山梨県南アルプス市)を訪ね、小野 徹(てつ)医師(1875–1971年)が使用した医療機器のご寄贈をいただきました。小野先生は、同院で診療にあたると共に山梨県地方病撲滅協会初代会長を務めるなど、この地にあった地方病(日本住血吸虫症)の制圧に尽力されました。またこの日は、南アルプス子どもの村小学校・中学校の中学生と先生が見学と取材に訪れ、曾孫さんにあたる現在の家主さんにお話を伺いました。彼らは絵本の制作を通して、地方病を語り継ぐ活動に取り組んでいます。古い医療器具や当時の写真を見せていただき、大興奮の様子でした。 【倉持】
小野先生の思い出を熱心にインタビュー |
資料を前に記念撮影:家主さんのご夫妻(右)、先生お二人(左)と生徒さんたち |