1ヶ月以上前のことですが、去る2月15日、私(倉持)は静岡県の「ふじのくに地球環境史ミュージアム」よりご招待いただき講演しました。これは同館が行うオムニバス授業「地球環境史学」のひとつで、私は「史料で辿(たど)る日本住血吸虫症制圧の物語」という題目で1時間半ほどお話ししました。なぜ日本住血吸虫症かというと、静岡県にもかつては小さな流行地があったためです。本症の大流行地だった山梨県甲府盆地(2026年2月19日のブログ記事参照)を流れる笛吹川と釜無川は、合流して富士川となって静岡県を流れます。つまり名前はちがっても同じ川が流れているわけで、富士川沿いにも流行地があってもおかしくありません。ところが現在までのところ、その証拠も資料も見つかっていません。【倉持】
2026年3月27日
2026年3月26日
北海道大学大学院理学院の北悠樹さんが来館されました
3月19日に北海道大学大学院理学院 博士課程の北悠樹さんが所蔵標本の観察のため来館されました。3月21〜22日に開催された日本寄生虫学会大会(北里大学 相模原キャンパス)に合わせてのご来館です。標本観察後には当館の佐田研究員が採集した両生類の鉤頭虫について相談しました。また、3代目館長だった内田明彦先生がまとめた両生類の寄生虫の総説を当館から差し上げました。北さんはこの春で博士課程を修了し、博士号を取得されたそうです。おめでとうございます。【巖城】
2026年3月1日
大阪湾での潜水調査に同行
2月25日に、大阪湾で実施された潜水調査に同行しました。瀬戸内海でしか見つかっていない寄生巻貝が狙いでしたが、あいにく宿主のウニが少なく、貝は得られませんでした。時期を変えて再チャレンジしたいと思います。
調査をされている学芸員の方がいらっしゃる、きしわだ自然資料館にもお邪魔しました。じゃこに混ざっている他の生物を探す「ちりめんモンスター」発祥の博物館です。館内は岸和田の自然のほか、立派な剥製もたくさん展示してあり見ごたえ十分です。【高野】
2026年2月23日
全科協の総会で研修報告
2月17日、全国科学博物館協議会(全科協)の総会が国立科学博物館(茨城県つくば市)で行われました。ハイブリッド開催で、現地には全国の科学博物館関係者107名が集い、当館からは館長の倉持と私(髙野)が参加しました。私は、1月に参加した海外科学系博物館視察研修(韓国、https://kiseichukan.blogspot.com/2026/01/blog-post.html)について報告しました。20分という限られた時間でしたが、訪問した6館についてご紹介しました。【髙野】
2026年2月20日
練馬区立リサイクルセンターで講演
2月16日に練馬区立春日町リサイクルセンター(東京都)の研修会で、『寄生虫から学ぶ生物多様性』という題で講演しました。参加者はセンターで活動されているボランティアや職員の15名ほどで、60〜70歳代が多く、目黒寄生虫館の名前は知っているが訪れたことはないという方が大半でした。ふだんは環境保全や地球温暖化について学んでいるそうなので、私からは、温暖化によりマラリアは日本で再流行するか?、ハリガネムシと森の生態系の関わりは?など、最近の研究の知見を紹介しながらお話ししました。アニサキス幼虫やサンマの鉤頭虫など身近な魚の寄生虫の標本も持参し、手に取って見ていただきました。【巖城】
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