8月3~8日にブラジルのサンパウロで開催された、国際軟体動物会議(World Congress of Malacology)に参加しました。片道30時間を超える長旅でしたが、日本からは9名が参加しました。会場はButantan Institute(写真1,2)で、敷地内にはたくさんの研究所や博物館が立ち並んでいます。ポスター会場が屋外(写真2)なのは初めての経験でした。私(高野)は、最近発見したクモヒトデ類に内部寄生するハナゴウナ科貝類についてポスター発表を行いました。また、ブラジルのハナゴウナ研究者とも初めてお目にかかり、今後の共同研究を含めいろいろお話しすることができました。
ブラジルは、貝類が関わる寄生虫症の流行地でもあります。本会議でも、マンソン住血吸虫や広東住血線虫に関わる発表が複数ありました(写真3)。欧米開催の時はまず出てこない演題です。会場の脇には、住血吸虫の中間宿主となるヒラマキガイ類の展示もありました(写真4)。
エクスカーションでは、ブラジルの自然に触れる機会もありました。ハキリアリの行列を見ることができ、大満足です(写真5)。写真6は、滞在したホテル近くの町の様子です。当然、日本とはだいぶ雰囲気が異なり、ぶらぶらするだけでも楽しいものです。【高野】
ブラジルは、貝類が関わる寄生虫症の流行地でもあります。本会議でも、マンソン住血吸虫や広東住血線虫に関わる発表が複数ありました(写真3)。欧米開催の時はまず出てこない演題です。会場の脇には、住血吸虫の中間宿主となるヒラマキガイ類の展示もありました(写真4)。
エクスカーションでは、ブラジルの自然に触れる機会もありました。ハキリアリの行列を見ることができ、大満足です(写真5)。写真6は、滞在したホテル近くの町の様子です。当然、日本とはだいぶ雰囲気が異なり、ぶらぶらするだけでも楽しいものです。【高野】