現在開催中の特別展示「住血吸虫症の制圧を目指して」の解説会を行います。
日本では根絶された日本住血吸虫症は、フィリピンや中国ではまだ完全制圧されていません。これまでに日本人研究者がフィリピンで行ってきた活動や、さらにアフリカで被害が深刻なマンソン住血吸虫症とビルハルツ住血吸虫症の現状を紹介します。
また、フィリピンを襲った大型台風によって汚損された研究資料の修復を通じた、日本のチームによるフィリピン研究者のサポートの様子も紹介します。
日時:2019年6月15日(土)
①10:30~ ②13:00~ 各回10分程度(同一の内容です)
場所:1階展示室
予約・参加費:不要
講師:小川和夫(当館館長)