9月30日から10月5日まで、岩手県大槌町沖で実施された深海調査(新青丸 KS-20-15次航海)に参加しました。久しぶりの野外調査です。期間中ずっと船内で生活することになるため、事前に新型コロナウイルスのPCR検査を受け、陰性とわかってからの乗船でした。
航海中には、水深90~1850 mの海底から底引き網を使って生物を採集しました。カニのお腹に付くフクロムシ(画像3枚目矢印)やクモヒトデに付くハナゴウナ科の巻貝など、様々な寄生生物が得られました。深海に棲む種類は初めて見るものも多く、研究を進める上で重要になりそうです。【高野】
底引き網を用いた調査 |
フクロムシ(矢印) |