6月24日から、ロイコクロリジウム(Leucochloridium属の吸虫)の幼虫の生体展示を始めました。これは沖縄県・久米島で採集された巻貝のオカモノアラガイに寄生していたものです。
ロイコクロリジウムの幼虫はオカモノアラガイの触角内で活発に動き、鳥に見つけられやすくするという生態で知られています。幼虫が発育すると宿主の貝に負担がかかるようで、あまり長期間飼育することができません。
この機会に、幼虫が実際に動く様子を、是非ご自分の目でお確かめください。ポスターで最新の知見も紹介しています。【巖城】