2022年7月9日

千葉県でカエルの寄生虫調査を実施

 



71日に、千葉県で寄生虫調査のために、カエル採集を行いました。当日は、猛暑のため熱中症に気を付けながら行動しました。調査中はカエルを好んで捕食するヤマカガシという毒ヘビが多数見られ、カエルの生息密度が高いことがうかがわれました。しかし、猛暑のためか、カエルは4個体しか採れませんでした。一方で、寄生虫については、線虫4種、吸虫1種、鉤頭虫1種が確認できました。
下の写真はニホンアカガエルを吐き出したヤマカガシです。ヤマカガシは写真撮影後リリースしました。毒ヘビですので、ヘビの扱いに習熟していない方は、触らないでください。


今後も同地点で調査を続け、寄生の季節変化や宿主特異性に関するデータを取得する予定です。【佐田】