2023年5月1日

ミニ特別展「生体展示 ロイコクロリジウムの幼虫」を開催(2023/4/29~)


 

 ロイコクロリジウム(Leucochloridium属の吸虫)の幼虫は、陸生巻貝のオカモノアラガイの触角内で活発に動いて、鳥に見つけられやすくする生態で知られています。
 この幼虫が寄生したオカモノアラガイが今年4月に千葉県で採集されました。国内では北海道と沖縄県で比較的よく見つかりますが、関東では珍しいことです。
 当館では、採集された幼虫の生体展示を4月29日から始めました。ポスターではこの寄生虫に関する最新の知見を紹介しています。この機会に、生きている幼虫が実際に動く様子をご自分の目でお確かめください。
 貴重な寄生虫をご提供いただいた千葉県の平野様と、千葉県立中央博物館の黒住耐二様に心より感謝申し上げます。 【巖城】

期間 : 2023年4月29日(土)~終了日未定

場所 : 1階 情報コーナー

ロイコクロリジウムQ&A

ロイコクロリジウムについて、よく聞かれる質問とその回答をまとめました。https://www.kiseichu.org/leucochloridium