9月10日、2階展示室の「山口左仲博士が論文に使った原図」の更新を行いました。今回は1936~1938年に描かれた、魚類に寄生する吸虫の原図を壁面パネルで展示しています。中央のアクリルケースには、山口博士が91年前に長野のヒガイから採集した吸虫 フィロピンナ(Philopinna higai)の実物のプレパラート標本を展示しました。この寄生虫の図版の原図や、掲載された論文の別刷も合わせてご覧ください。
ちょうど博物館実習の実施中でしたので、展示する原図の選択と展示パネルへの貼り付け、説明パネルやタッチパネル用画像ファイルの作成、展示パネルの設置など、一連の作業を実習生が分担して行いました。皆さんお疲れさまでした。【巖城】