4月5~10日にかけて、マレーシアのランカウイ島でドレッジ調査を行いました。本調査は(公財)長尾自然環境財団による活動「マレーシアにおける海生無脊椎動物の生物多様性」の一環です。
現地で船をチャーターし、島の北部と南部の計15地点で調査を行い、参加者が研究対象とする棘皮動物・軟体動物・貝形虫を中心に採集しました。また出港前などに、船着き場近くのマングローブ環境でも生物調査を実施しました。ホテルに戻ってからは、各々が専門とする生物について生体の写真を撮影し、標本を作製しました。
調査地は細かな泥底で、生物がほとんど見られない地点もありました。それでも、私(高野)が研究している寄生性巻貝類をはじめ、様々な巻貝・二枚貝・ツノガイを得ることができました。日本には分布していないと思われるものも多く含まれます。マレーシアでの生物調査は今後も続きます。どのようなものに出会えるのか、最終的にどのような生物相が明らかとなるのか、とても楽しみです。【高野】
