3月5日に、北海道大学大学院獣医学研究科の大学院生 サンアルン・カニアチップさん(Ms. Kanyatip Sangarun)が研修の一環で来館されました。彼女はタイからの留学生で、現在の研究テーマは北海道のエキノコックスの分子疫学です。展示室では、家畜の寄生虫やエキノコックス(多包条虫・単包条虫)の展示だけでなく、多包条虫の中間宿主のエゾヤチネズミから採集された猫条虫の一種(ヒダティゲラ・カミヤイ)にも注目していました。また、現在開催中の「世界顧みられない熱帯病の日 特別写真展」も熱心に見入っていました。
なお、いつもは彼女はプロイ(Ploy、意味は宝石)さんと呼ばれていますが、タイでは本名は長過ぎて覚えられないため、家族や友人の間ではニックネームで呼ぶ習慣があるのだそうです。【巖城】
2025年3月7日
2025年3月6日
日本展示学会:2024年度展示学講座に参加しました
この講座は去る2月22・23日、日本各地で展示に携わる職員など40名ほどを集めて、東京国立博物館の黒田記念館(東京都台東区)で開催されました。今回のテーマは「展示のリノベーションを考える」でした。このリノベーションという言葉には、展示のリニューアル(改修)とどまることなく、社会的な要求の変化や、来館される皆様のニーズの拡大と多様化に広く応えるために博物館は生まれ変わる、という意図が込められています。2日間のプログラムは、リノベーションの現在とこれから、リノベーションに向けた展示評価の方法に関する講義、ワークショップ(写真参照)、リノベーションの事例報告などからなりました。多様で高度なデジタル化によりリノベーションを達成した報告の一方で、解説パネルを「手書き」にしたことで来館者が急に増えた事例などは大きな話題となりました。【倉持】
2025年2月15日
ラオスからのお客様をお迎えしました
2月11日、パスツール研究所ラオスのPalita Hansana博士と、マラリア学、寄生虫学、昆虫学センターのSouphaphone Souvannaphasy博士(いずれもラオス保健省の研究機関)がご来館になりました。お二人は現在、国立国際医療研究センター研究所(東京都新宿区)で研修中で、同研究所熱帯医学・マラリア研究部の石上盛敏 熱帯医学研究室長のエスコートで見学にお越しになりました。本国では、マラリアやメコン住血吸虫症の制圧に国際保健機関(WHO)と共に取り組んでいらっしゃいます。日本がいくつかの寄生虫症を克服した方法などに興味を示され、ラオスにも寄生虫の標本を管理する施設を作りたいと話していらっしゃいました。【倉持】
2025年1月29日
DNDi幹部の皆さんがご来館になりました
特別写真展 「顧みられない熱帯病と暮らす人びと」が開幕した1月24日午後、同展を共催しているDNDi(顧みられない病気の新薬開発イニシアティブ)幹部の皆さんに写真展をご覧頂きました。DNDiの皆さんは、当館での展示に大きな期待を寄せているとのこと。ロンドンからお越しのエリック・ストバーツ先生から、亀谷 了先生が目黒寄生虫館を創設したいきさつや、ご来館なる方々の年齢層などについてご質問をいただきました。また、「はらのむし通信第204号」にご寄稿いただいた平林史子先生もお越しになりました。平林先生は昨年12月、熱帯医学における業績が高く評価され、2024年度日本熱帯医学会女性賞を受賞されました。平林先生、おめでとうございます。【倉持】
DNDi(英語)
https://dndi.org
DNDi Japan
https://dndijapan.org
2025年1月24日
世界顧みられない熱帯病の日(1月30日) 特別写真展 「顧みられない熱帯病と暮らす人びと」が開幕しました
来る1月30日は、WHO(国際保健機関)が定めるWorld NTD Day(世界顧みられない熱帯病の日)です。写真展のご紹介は下記リンクでご覧いただけます。下の写真は、開幕前日の閉館後に行われたデザインチームによる展示設営の様子です。ドキュメンタリー写真と映像からなる展示は、これまでの特別展にはない味わいに仕上がり、現地の様子が生々しく伝わってきます。昨年暮れに発刊した「はらのむし通信 第204号」では、この「顧みられない熱帯病」を特集しており、写真展と合わせてご覧頂くとより理解が深まり実感がわいてきます。これらの病気と共に生き、闘う人々に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。ご来館をお待ちしております。【倉持】
写真展のご案内
https://www.kiseichu.org/single-post/20250122
「はらのむし通信 第204号」のご案内
https://www.kiseichu.org/publication
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