北海道大学大学院獣医学研究科のマッケンジー・クァク博士(Dr. Mackenzie L. Kwak)が8月23日に、新種のマダニ類2種のタイプ標本(模式標本)の寄贈・登録のため来館されました。マダニ類の宿主は沖縄のカメと、カンボジアのコウモリです。
寄生虫に限らず、新種動物のタイプ標本は、標本を適切に維持管理する研究機関に供託すべきことが勧告されています。クァク博士は「国内には他にも大きな研究機関はあるが、寄生虫研究者が複数いる専門博物館にこの標本を登録したい」と言ってくださいました。大変光栄なことです。 【巖城】