2024年11月5日

歴史学がご専門の先生方が来館されました

 11月1日、神戸大学国際文化学研究科教授の塚原東吾博士のご案内で、オランダのユトレヒト大学教授、フロイデンタール研究所所長のトワン・ピータース博士、慶応大学経済学部教授の太田 淳博士、東京大学大学院総合文化研究科の大学院生、岡本 隣さんが来館されました。塚原先生はご専門の科学社会学・科学技術史に関する調査のため、これまでにもご来館いただいておりますが、ほかのお三方は初めてのご来館です。ピータース先生は、人獣共通感染症から科学・医療政策など幅の広い研究を展開される方で、太田先生は東南アジア史がご専門、岡本さんは生物学史を専攻されているとのことでした。日本住血吸虫症制圧史や沼田仁吉作の蝋模型にまつわるエピソードなどのお話をしましたが、やはり山口左仲博士の標本と資料にはとりわけ関心をもっていただいたようでした。【倉持】