4/26に寄生虫調査用のカエル標本採集のために、千葉県木更津市の小櫃川下流域に出かけました。小櫃川流域は、かつて日本住血吸虫症が流行していたことで知られます。現在では流行は終息しており、安全に調査活動ができます。
当日は曇りで気温も低く、カエルもあまり活動していませんでした。それでも、ヒガシニホンアマガエルを2匹だけなんとか捕まえました。なお、アマガエルは最近の研究で、形態的及び遺伝的に東日本集団と西日本集団に分かれていることが判明し、東日本集団が「ヒガシニホンアマガエル」と名付けられました。
後日カエルを解剖しましたが、寄生虫は全くとれませんでした。今後も根気強く、調査を続けていきたいと思います【佐田】
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小櫃川の様子 |