2022年3月21日

洗心堂医院の資料をご寄贈いただきました

 去る3月18日、私(倉持)は旧洗心堂医院(山梨県南アルプス市)を訪ね、小野 徹(てつ)医師(1875–1971年)が使用した医療機器のご寄贈をいただきました。小野先生は、同院で診療にあたると共に山梨県地方病撲滅協会初代会長を務めるなど、この地にあった地方病(日本住血吸虫症)の制圧に尽力されました。またこの日は、南アルプス子どもの村小学校・中学校の中学生と先生が見学と取材に訪れ、曾孫さんにあたる現在の家主さんにお話を伺いました。彼らは絵本の制作を通して、地方病を語り継ぐ活動に取り組んでいます。古い医療器具や当時の写真を見せていただき、大興奮の様子でした。 【倉持】

小野先生の思い出を熱心にインタビュー
小野先生の思い出を熱心にインタビュー
資料を前に記念撮影:家主さんのご夫妻(右)、先生お二人(左)と生徒さんたち
資料を前に記念撮影:家主さんのご夫妻(右)、先生お二人(左)と生徒さんたち

2022年1月15日

特別展「日韓共同展示 済州島の象皮病 -リンパ系フィラリア症の制圧をめぐる日韓の協働-」開催(1/15~)

韓国でリンパ系フィラリア症が制圧されたのは2008年のことです。
この背景には、先に制圧に成功した日本の協力がありました。
今回の特別展では、当時の韓国におけるリンパ系フィラリア症の状況を解説し、制圧に向けた両国間の協働の経緯や尽力した人々を、パネルや写真、インタビュー動画で紹介します。【巖城】

期間 : 2022年1月15日(土)~(終了日未定)
場所 : 1階 特別展示スペース・情報コーナー

共催:長崎大学熱帯医学研究所熱帯医学ミュージアム、
   Parasite Museum, Korea Association of Health Promotion
後援:公益財団法人韓昌祐・哲文化財団、日本熱帯医学会、
   日本寄生虫学会、The Korean Society for Parasitology and Tropical Medicine
協力:ソウル大学校医科大学、感染症アーカイブズ(AIDH)

https://www.kiseichu.org/single-post/20220110

2021年12月18日

白陵高校(兵庫県)の神尾祐輔先生と生物部の生徒さん2名が来館

 12月15日・16日に、兵庫県の白陵高校の神尾祐輔先生と生物部の生徒2名が来館しました。当館の展示室を観覧した後、2日間にわたって、山口左仲博士が60年近く前にハワイの魚類から新種記載した単生類の標本を観察し、熱心に写真撮影、スケッチ、計測などを行いました。【巖城】

2021年12月9日

寄生貝調査で鹿児島へ

 12月2日から7日まで、鹿児島で寄生貝調査を行いました。大潮でしたが、冬は干潮が夜中なので、調査にでるのは日付が変わったあたりから明け方にかけてになります。昼間は調査地の下見をしたり、鹿児島大学の先生にお世話になり、サンプルを採っていただいたりしました。

鹿児島と言えば、な場所の一つ。桜島。

 クモヒトデの仲間であるテヅルモヅルに寄生する貝を一番の目的にしていました。無事採れたのですが、これは研究発表後にお知らせということで。代わりと言ってはなんですが、写真はコシダカウニに寄生していた種類です。こちらも日本からの報告は少ないのではと思います。
夜の調査は、思いがけずいろいろな生物に出会えることも魅力です。今回は、手のひらサイズのイセエビ類に遭遇しました。体に対する髭の長さにびっくりです。【高野】

コシダカウニの寄生貝

イセエビ類。まだ若い個体と思われます。


2021年12月1日

おうちで博物館ツアー YouTubeで配信中

 去る11月21日、大阪府の八尾市立しおんじやま古墳学習館が開催した しおんじやま学び場オンライン、おうちで博物館ツアーに目黒寄生虫館が登場しました。今回はその第6弾、「盆栽!寄生虫!世界一小さな科学館!関東のおすすめ博物館編」です。当館と共演したのは、「さいたま市大宮盆栽美術館」と神奈川県逗子市にある「理科ハウス」で、個性派ばかり。それぞれ学芸員さんや館長さんが当館自慢を披露しました。しおんじやま古墳学習館の福田和浩館長さんとの楽しいトークタイムもありました。ライブ配信には141人もの方々にご参加をいただきましたが、その動画がYouTubeでアーカイヴ配信されています。私(倉持)も思い切り当館自慢をいたしましたので、どうぞご覧になってください。【倉持】

https://www.youtube.com/watch?v=SMSV0T_xdBA

八尾市立しおんじやま古墳学習館のホームページはこちら
https://racco-taiken.com/sionji/