2023年4月12日

東京大学の菊地泰生先生がご来館になりました

 去る4月9日、東京大学大学院新領域創成科学研究科教授の菊地泰生先生(写真の後列右)が、学生さんとイギリスの共同研究者の皆さんとともにご来館になりました。菊地先生は、一昨年論文として出版した芽殖孤虫のゲノム解析研究チームのリーダーで、イギリスからのお客様の中にもチームのメンバーが含まれていました。館内をご見学いただいたあと、当館の研究員とご歓談いただき楽しいひとときを過ごしました。【倉持】

2023年4月2日

第92回日本寄生虫学会大会に参加

  33031日に金沢市の金沢歌劇座で開かれた、第92回日本寄生虫学会大会に参加しました。会期中は天候にも恵まれ、兼六園の桜もちょうど見ごろを迎えていました。当館からの発表は以下のとおりでした。


倉持館長、髙野研究員、佐田研究員ほか:兵庫県明石市沿岸産のテナガダコから得られた大型の未成熟線虫について(口頭発表)

髙野研究員、倉持館長ほか:分子生物学的手法により明らかとなった魚類寄生性吸虫の最深分布(ポスター発表)

佐田研究員:皇居における爬虫類を宿主とする蠕虫類の調査(ポスター発表)




 また、大会前日の329日に開かれた寄生虫分類形態談話会において、青山学院大学の飯島 渉教授、久留米大学の原 樹講師、倉持館長の3名が「感染症アーカイブズから浮かび上がる日本住血吸虫症対策」のタイトルで発表を行いました。そして、日本住血吸虫症制圧に関する歴史的資料の保存に関して活発な意見交換を行いました。

 

 さらに、会場に寄生虫館オリジナルグッズを紹介するコーナーを設けました。コーナーには、通販サイトにつながるQRコードを掲示して、気に入ったグッズをすぐに購入できるようにしました。



参加者は皆、遠方の研究者との再会を喜び、盛んに議論をしていました。

【佐田】

2023年3月24日

群馬県立自然史博物館 企画展『毒のある生きもの大図鑑』に協力

 群馬県立自然史博物館では、「怖いけれど見たくなる!! 毒のある生きものたちの世界にご案内します」というキャッチフレーズの企画展「毒のある生きもの大図鑑」を3月18日(土)から5月28日(日)まで開催中です。
 当館は、アニサキスとエキノコックスの画像の提供で同企画展に協力しています。【巖城】

群馬県立自然史博物館 第67回企画展「毒のある生きもの大図鑑」
http://www.gmnh.pref.gunma.jp/

2023年3月8日

北海道大学大学院獣医学研究科のマッケンジー・クァク博士が来館されました

 3月4日に、北海道大学大学院獣医学研究科のマッケンジー・クァク博士(Dr. Mackenzie L. Kwak)がマダニ類の標本の観察のため来館されました。クァク博士は2016年、2017年にも来館されており、今回が3回目です。当館が所蔵するマダニ類の標本は多くはありませんが、クァク博士と一緒に標本庫を探したところ、1940年代の台湾の水牛から採集されたマダニなどを見つけることができました。
 クァク博士は、寄生虫の興味深さと美しさを伝えたいと、InstagramやFacebookで記事や写真を発信されています。皆さんもご覧になってはいかがでしょうか。【巖城】
 
 Instagram: https://www.instagram.com/mackenzie_kwak_parasitologist/
 Facebook: https://www.facebook.com/mackenziekwakparasitologist/

2023年2月23日

杉並区食品安全監視員研修会で講演

  2月21日、東京都杉並区の食品安全監視員研修会で「アニサキスをはじめとする寄生虫全般について」をテーマに講演してきました。杉並区以外からも含め35名にお集まりいただき、寄生虫の定義から多様性、食品安全にかかわる種の生態や感染状況などについてお話ししました。最近話題になった顎口虫や、近年食中毒事件数トップのアニサキスは、特に興味をもっていただけた印象です。今回、理学出身の私にこのような依頼をいただき、自分の知識の整理にもなり大変よい機会でした。ありがとうございました。【高野】