2019年11月20日

青山学院大学で住血吸虫症の公開シンポジウム



 11月16日に青山学院大学で、感染症アーカイブス主催、目黒寄生虫館共催の公開シンポジウム「寄生虫との百年戦争―住血吸虫症の制圧を目指して」が開催されました。5人のシンポジストの一人として『「顧みられない熱帯病」としての日本住血吸虫症』という題でお話ししました。原因寄生虫の発見、感染経路の特定、中間宿主の発見の後、中間宿主のミヤイリガイの駆逐に官学民が一体となって取り組み、日本住血吸虫症を根絶させた日本の歴史を解説しました。シンポジウムではフィリピンを含むアジアや世界の住血吸虫症への取り組みが紹介されました。研究者、学生、一般の方など約50名の参加がありました。【小川】