千島・カムチャッカ海溝の水深5,100~9,500 mに生息する巻貝類の多様性を調べた論文が、Progress in Oceanographyに掲載されました。採集された巻貝は86種に分類され、私の研究対象であるハナゴウナ科の寄生貝も6種がみつかりました。うち1種は約8,730 mより得られ、寄生性貝類の世界最深記録となりました。
本研究は東京大学大気海洋研究所と琉球大学、国立科学博物館の研究者と共同で行われました。東京大学大気海洋研究所のホームページで詳しく紹介されていますので、あわせてご覧ください。【高野】
紹介ページ:
https://www.aori.u-tokyo.ac.jp/research/topics/2019/20191114.html
論文へのリンク(英語の要約を読むことができます):
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0079661119302307